世界最大の自動車部品メーカー、独ボッシュが日本で初めて生産する電動ブレーキブースターの実力

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独ボッシュは、2022年半ばに電動ブレーキブースター生産を国内で初めて、栃木工場(栃木県那須塩原市)で始める。投資額は30億円。生産能力は明らかにしていない。ボッシュは電気自動車(EV)などの電動車や、自動運転車向けを中心に電動ブレーキブースターの需要取り込みを図る。

17日開催した年次会見で明らかにした。ボッシュは電動ブレーキブースター「iブースター=写真」を13年に発売し、これまでに累計出荷台数が1000万台を超えた。日本法人ボッシュのクラウス・メーダー社長は「iブースターは当社にとって次世代の主力製品になる」と述べた。複数の自動車メーカーがiブースターの導入を検討しているという。

ブレーキブースターはブレーキを踏む力を補助する装置。エンジンの力を利用した真空式が一般的だが、電動車や自動運転車向けにエンジンに頼らない電動ブレーキブースターは伸びる見込み。ボッシュによると同市場は27年まで年20%で成長する見込み。

合わせて発表したボッシュの20年における日本国内の売上高は前年比16%減の2690億円だった。新型コロナウイルス感染症拡大の影響などを受けた。

日刊工業新聞2021年6月18日

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