トヨタが「レクサス」で初のPHVを年内投入、新型EVは2022年に
トヨタ自動車は18日、高級車ブランド「レクサス」で年内に初となるプラグインハイブリッド車(PHV)を、2022年には新しい電気自動車(EV)専用車を投入すると発表した。同時に05年のハイブリッド車(HV)モデル発売以降、4月末で電動車の累計販売台数が200万台を達成したと発表した。
来年にかけて投入するPHVの車種や、EVのプラットフォーム(車台)など詳細は非公表。レクサスでは25年までに10以上の電動車を含む約20車種を投入し、同年に全車種に電動車を設定する計画を掲げている。
レクサスでは現在、約90カ国・地域で9車種の電動車を販売しており、20年の電動車販売比率は33%となった。累計販売台数は約202万1000万台で、地域別では北米が最も多く約54万台(販売比率26・7%)。次いで欧州の約48万台(同23・8%)、日本の約40万1000台(同19・8%)、中国の約38万7000台(同19・1%)と続く。
日刊工業新聞2021年5月19日