日本ガイシとネクストエナジー、NAS電池と太陽光発電を組み合わせた新サービス
日本ガイシとネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)は、大容量蓄電池のナトリウム硫黄(NAS)電池と太陽光発電を組み合わせた新サービスの検討に合意した。新サービスは2021年夏ごろの提供開始を目指す。再生可能エネルギーを有効活用し、工場などのエネルギーコストや二酸化炭素(CO2)排出量の削減につなげたい考え。
新サービスは電力小売事業者にNAS電池と太陽光発電設備をパッケージ化した再生可能エネルギーシステムとして提案することを想定する。日本ガイシがNAS電池を供給、ネクストエナジーがパッケージ化してサービスを提供する。パッケージ化により導入コスト削減につながる。
太陽光発電から得た消費しきれない電力はNAS電池にため、夜間や消費電力が多い時間帯に使い、エネルギーコストとCO2排出削減につなげる。
日刊工業新聞2021年3月8日