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1人で飲食店を運営できる「未来型ロボットキッチン」

コネクテッドロボティクス(東京都小金井市)は、店員1人で飲食店を運営できる「未来型ロボットキッチン」を開発した。2月16―19日に東京・有明の東京ビッグサイトで開かれる見本市「国際ホテル・レストラン・ショー2021」に参考出展する。

双腕のそばゆでロボット(写真)をはじめ、総菜を冷凍庫から取り出して揚げるフライヤーロボット、食器洗浄ロボット、トレー上の食事を画像認識し自動で支払額を表示する「フードスキャンレジ」などを一連の流れで展示・実演する。来場者の意見を踏まえ、商品化の道を探る。

外食店の多くはコロナ禍による客数減少と営業時間短縮で経営環境が厳しい。居酒屋やレストランから、持ち帰り商品主体の唐揚げ店やうどん店にくら替えする例も増えている。

こうした店はメニューも食品も単品型のためロボットによる自動化がしやすい。非接触によるウイルス感染防止の効果も見込む。

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