高度150mからの落下でも大丈夫、「水素燃料電池ドローン」用の高圧容器ができた!
ドローンワークスとJFEコンテイナー
ドローンワークス(千葉県柏市、今村博宣社長)とJFEコンテイナーは、水素燃料電池ドローン(飛行ロボット)用の高圧水素容器(写真)を開発したと発表した。水素ドローン向けでは経済産業相の特別認可の初取得で、1月からの飛行が可能となった。
水素貯蔵用の高圧ガス容器(ボンベ)が搭載されるため、高度150メートルからの落下事故でも高い安全性の確保が求められる。今回、ボンベは高圧ガス保安協会の事前評価委員会での審査にパスした。
水素ドローンは、バッテリー型やガソリンハイブリッド型のドローンより、環境性能に優れ、飛行時間や積載重量などの面でも能力拡大を実現した。今回のボンベは、アルミニウムの素材に炭素繊維とガラス繊維を巻き付けている。
ドローンワークスは産業用ドローンメーカー、JFEコンテイナーは各種ドラム缶や容器を手がけている。