ニュースイッチ

電動キックボードでキャンパスを行く、近畿大が国内初の試み

電動キックボードでキャンパスを行く、近畿大が国内初の試み

電動キックボードを試乗する近大生

広い大学構内も、すいすいと移動―。近畿大学は東大阪キャンパス(大阪府東大阪市)で、学生と教職員が電動キックボードを利用できるシェアリングサービスの実証実験を始めた。料金は1分10円(5分以内無料)で、専用のアプリケーションで支払える。5台配置して12月18日まで実施し、利用データを分析する。実用化に適したサービスの形態や快適性、課題などを探る考えだ。

短距離移動の社会基盤作りを目指すLuup(東京都渋谷区)と共同で取り組む。大学構内での有償シェアリングサービスによるキックボードの実証実験は、国内初の試みという。学生たちは次々と試乗し、「走って移動しないと次の講義に間に合わない時に便利」などと楽しんでいた。

日刊工業新聞2020年11月24日

編集部のおすすめ