アンバサダーにディーン・フジオカさん!今年開催の世界最大ロボ競技会
経済産業省は、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)と主催するワールド・ロボット・サミット2020(WRS2020)のアンバサダーに、俳優のディーン・フジオカ氏が就任すると発表した。WRSは福島県南相馬市で8月20―22日に、愛知県常滑市で10月8―11日に開催される。フジオカ氏はWRSの競技内容や関連イベントなどについてPRする。
WRSは世界の高度なロボット技術を集積して競技を通じて技術開発を加速させるほか、人々のロボットへの理解を深めるのを狙いに開催する。競技は「ものづくり」「サービス」「インフラ・災害対応」「ジュニア」の計4カテゴリーで実施。福島では災害時の人命救助や工場の保全に活躍するロボットの競技など、愛知では工業製品の製造やコンビニエンスストアでの作業をするロボットなどの競技が行われる。
ジュニアを除く3カテゴリーは応募119チーム中91チームが書類審査を通過した。最終審査を経て、5月ごろに出場チームを決定する。ジュニアカテゴリーは4月3日まで参加チームを募集する。
フジオカ氏は福島県出身。米国のコミュニティーカレッジでITを専攻し、5言語を操るマルチリンガル。
日刊工業新聞2020年2月12日