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新型コロナウイルス対策でクレベリン好調、問い合わせ毎日300件以上

大幸薬品の衛生管理製品「クレベリン=写真」シリーズの販売が好調だ。二酸化塩素を用いて空間に浮遊するウイルスや菌を除去する。新型コロナウイルスによる肺炎の感染が広がる中、消費者などから通常1日数十件程度の問い合わせが、同300件以上寄せられているという。空港や製薬会社、宿泊施設からの引き合いが増加している。

置き型は容量60グラムで1カ月持続し、消費税抜きの希望小売価格は1000円。2018年にはパッケージデザインの刷新や人気キャラクターとのコラボレーションモデルを展開。18年度におけるクレベリン関連の売上高は前年度比22%増の48億6200万円に達した。

同社広報は「記憶に訴えるブランドづくりが功を奏した」と話す。19年7月には中国の総合商社と提携。実店舗での販売を通じて海外での売り上げ増加に弾みを付ける。

日刊工業新聞2020年2月4日

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