インフルエンザ、ノロウイルス大流行で大活躍の「クレベリン」
生活の中で気づかないうちにかかるさまざまな感染症は、ウイルスや細菌、カビなどの病原体が引き起こす。感染防止のため、病原体により適切な消毒液や除菌剤を選ぶ必要があり、幅広い効果があると言われる二酸化塩素が注目されている。
大幸薬品は溶液中で濃度の安定化が難しかった二酸化塩素を、安定的に長期保持することに成功。約10年前から同技術を採用した衛生管理製品「クレベリン」を発売。ゲルやスプレーなど製品群を拡充する。2016年10月に数量限定発売したキャラクター「ベアブリック」との協働品は、特に販売が好調だ。
クレベリンの16年4―9月の売上高は、インフルエンザの流行に備えた小売店の受注増で前年同期比75%増と大幅に増加。下期もノロウイルスの大流行が加わり2ケタ成長を見込む。クレベリンをカートリッジ式にしたドウシシャの加湿器など他社製品への採用も広がっている。17年にはアース製薬との共同開発品の発売を予定する。
大幸薬品は溶液中で濃度の安定化が難しかった二酸化塩素を、安定的に長期保持することに成功。約10年前から同技術を採用した衛生管理製品「クレベリン」を発売。ゲルやスプレーなど製品群を拡充する。2016年10月に数量限定発売したキャラクター「ベアブリック」との協働品は、特に販売が好調だ。
クレベリンの16年4―9月の売上高は、インフルエンザの流行に備えた小売店の受注増で前年同期比75%増と大幅に増加。下期もノロウイルスの大流行が加わり2ケタ成長を見込む。クレベリンをカートリッジ式にしたドウシシャの加湿器など他社製品への採用も広がっている。17年にはアース製薬との共同開発品の発売を予定する。
日刊工業新聞2016年12月26日