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リニア新幹線、「神奈川県駅」地下30mに

JR橋本駅南側で着工

JR東海は相模原市緑区で2027年の開業を目指すリニア中央新幹線「神奈川県駅(仮称)」を着工した。品川―名古屋間の4カ所に設置する中間駅では、初の工事着手となる。JR東日本と京王電鉄の橋本駅南側、地下30メートルに2面4線の駅ホームを建設する計画。奥村組・東急建設・京王建設の共同企業体が施工し、工期は27年3月末まで。

 

起工式で金子慎社長は「日本経済を活性化させる大きな期待を背負っている。できるだけ早く開業できるよう工事を進めたい」と意欲を見せ、来賓の黒岩祐治神奈川県知事は「27年開業を信じている。降りたくなる駅にしたい」とあいさつした。

 

リニアは品川―名古屋間285・6キロメートルの各所で着工。難工事が想定される都市部の接続駅、山岳・大深度地下トンネルを先行して工事を進めている。

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