【落合陽一】ピクシーダスト、新拠点開設に茨城県から補助金獲得
9月に開設、独自の波動制御技術を実用化
茨城県は、本社機能や研究所などの誘致を目的とした「本社機能移転強化促進補助金」を、ピクシーダストテクノロジーズ(PDT、東京都千代田区)とエア・ウォーター・ゾル(同区)に適用したと発表した。筑波大学准教授でメディアアーティストの落合陽一氏が最高経営責任者(CEO)を務めるPDTは、同県つくばみらい市内に研究開発拠点を9月をめどに開設し、独自の波動制御技術を実用化するための実験施設として活用していく。
PDTは新拠点開設に約12億円を投じ、約1億6000万円の補助を県から受ける見込み。同日、落合CEOが茨城県庁を訪れて大井川和彦知事から計画の認定を受けた。大井川知事は「落合さんはつくばのシンボリックな存在。立地は県内の若者の励みになる」と話すと、落合CEOは「(新拠点では)地域の人材も採用していきたい」と応えた。
新拠点の延べ床面積は3880平方メートル。無響室を整備し、音・光・電磁波などの波動を制御して、さまざまな空間に最適化した情報提供技術の実験などに取り組む計画だ。
PDTは新拠点開設に約12億円を投じ、約1億6000万円の補助を県から受ける見込み。同日、落合CEOが茨城県庁を訪れて大井川和彦知事から計画の認定を受けた。大井川知事は「落合さんはつくばのシンボリックな存在。立地は県内の若者の励みになる」と話すと、落合CEOは「(新拠点では)地域の人材も採用していきたい」と応えた。
新拠点の延べ床面積は3880平方メートル。無響室を整備し、音・光・電磁波などの波動を制御して、さまざまな空間に最適化した情報提供技術の実験などに取り組む計画だ。
日刊工業新聞2019年7月26日(地域経済)