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オプジーボの対価、小野薬は本庶氏との契約「維持」

本庶氏は見直し主張で対立、小野薬は京大に別途寄付も
オプジーボの対価、小野薬は本庶氏との契約「維持」

本庶氏

 小野薬品工業は22日、がん免疫治療薬「オプジーボ」に関わる免疫の働きを抑える分子「PD―1」の特許に関するコメントを発表した。ノーベル賞受賞者の本庶佑京都大学特別教授が、共同保有する同特許の報酬引き上げを求めていることを受けたもの。小野薬は「2006年の契約に基づく対価を今後も支払う」としつつ「報酬の枠組みとは別に京都大学への寄付の検討を申し入れている」とした。本庶氏への報酬は累計100億円を超える見通しで寄付金額は未定。

 従来、小野薬から本庶氏へは14年から18年末までに累計26億円が支払われており、小野薬は引き続き四半期ごとに支払いを続けるとした。一方、本庶氏側は06年に結んだ契約の見直しを求めており、報酬を受け取らないままとなっている。

 11年から契約の見直しを検討してきたが合意に至らなかった。小野薬は寄付について「基礎研究発展や若手研究者育成のため、株主への説明責任を果たしつつ慎重に検討していく」とした
日刊工業新聞2019年5月23日(ヘルスケア)

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