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糖尿病をゲーム感覚で改善

田辺三菱製薬、2020年3月まで社会実証開始
糖尿病をゲーム感覚で改善

患者がゲーム感覚で生活改善に取り組める

 田辺三菱製薬は2020年3月までに、糖尿病患者が日常生活を自己管理するアプリケーション(応用ソフト)「トモコ」の社会実証を始める。食事や運動、服薬、血糖値などを記録でき、生活習慣改善の助言も受けられる。健康保険組合などによる活用を予定。実証に参加する保険者や自治体を募集する。

 トモコはヘルスケアベンチャー企業のハビタスケア(東京都港区)と開発した。専門医や管理栄養士のノウハウを搭載したアルゴリズムを採用。患者は勧められた改善行動を行うと、アプリのキャラクターの服装を変えられるなど、ゲーム感覚で続けられる。
日刊工業新聞2019年2月26日

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