独ランクセス、「赤色」など染料供給制限解除
独ランクセスは合成樹脂用染料全製品のフォースマジュール(不可抗力による供給制限)を解除した。中国の環境規制で江蘇省の原料メーカーなどが操業を停止したことで染料の生産に大きな支障が出ていた。サプライヤーの生産再開に加えて、代替品の調達やグループ内での融通で制限解除にこぎ着けた。
同社は6月に同染料のフォースマジュールを宣言して以来、段階的に製品の供給を再開してきた。残っていた赤色など5製品についても現地時間の7日に制限解除を公表した。
ただ、いまだに需給バランスは崩れており、非契約数量については2018年末まで顧客への公平分配を継続するという。
同社は6月に同染料のフォースマジュールを宣言して以来、段階的に製品の供給を再開してきた。残っていた赤色など5製品についても現地時間の7日に制限解除を公表した。
ただ、いまだに需給バランスは崩れており、非契約数量については2018年末まで顧客への公平分配を継続するという。
日刊工業新聞2018年11月9日