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建設中のスケート場、2300トンの大屋根が自立した!

仮設支柱切り離し工事
建設中のスケート場、2300トンの大屋根が自立した!

建設中の「(仮称)八戸市屋内スケート場」

 清水建設は穂積建設工業(青森県八戸市)、石上建設(同)との共同企業体(JV)で進める青森県八戸市の「(仮称)八戸市屋内スケート場建設事業 建設工事」で大屋根の最終ジャッキダウン作業を実施した。

 鉄骨製の大屋根が仮設支柱から切り離され、自立した。この作業は仮設支柱の上部と大屋根の間に設置した油圧ジャッキと積層の厚さ6ミリ―16ミリメートルの鋼板を使う。大屋根のバランスが崩れないよう少しずつ降下させる。

 最終ジャッキダウン作業で支柱44基の上部でそれぞれ10枚程度の鋼板を抜き取り、総重量約2300トンの大屋根を自立させた。
日刊工業新聞2018年8月2日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
現在、建築工事の進捗(しんちょく)率は約65%。今後、内外装の工事が本格化し、2019年6月に国際大会に対応できる世界水準の屋内スケート場が完成する予定。

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