玄海原発「再稼働」直後のトラブル、最大限の注意を払った?スケジュールありき?
国民の不安払拭を
九州電力は2日、配管で蒸気漏れが見つかった玄海原発3号機(佐賀県玄海町)を点検した結果、2次系の装置「脱気器」の空気抜き管16本のうち1本に穴が開き、外装板などにさびが付着していたと発表した。屋外にある装置の管に雨水が浸入して腐食したとみられ、九電は全ての空気抜き管や外装板などを交換する。作業は原子炉を止めずに行うが、24日に予定していた営業運転への移行は遅れる見通し。
九電によると、穴が開いた配管は炭素鋼製で、1994年の運転開始当初から使われていたという。屋外にあって周囲を保温材で覆われ、その外側から薄い金属の外装板で覆われている。
また世耕弘成経済産業相は3日の記者会見で、再稼働してすぐにトラブルがあったことについて「(再稼働は)スケジュールありきであってはならない」と指摘、十分な点検を実施するよう求めた。
九電によると、穴が開いた配管は炭素鋼製で、1994年の運転開始当初から使われていたという。屋外にあって周囲を保温材で覆われ、その外側から薄い金属の外装板で覆われている。
また世耕弘成経済産業相は3日の記者会見で、再稼働してすぐにトラブルがあったことについて「(再稼働は)スケジュールありきであってはならない」と指摘、十分な点検を実施するよう求めた。