歴史の長い企業多い製薬業界では珍しい!社長自ら育休取得
ノバルティスファーマ、綱場一成社長来年2月に2週間
ノバルティスファーマ(東京都港区、03・6899・8000)は、綱場一成社長(46)が2018年2月後半に2週間の育児休暇を取得することを明らかにした。「男性社員が育休を取ることや子育てを積極的に行うことは普通である、という風土を整えていく」(綱場社長)狙い。大手製薬企業の首脳が育休を取得する事例は極めて珍しい。
綱場社長は18年2月中旬に第2子が誕生予定。配偶者は別の製薬企業で管理職の立場にある。綱場社長は育休期間中はオフィスへ行かず、電話やメールでのやりとりも緊急時に限る。日ごろから海外出張が多く、自身の不在時に他の幹部が対応できるよう権限委譲も心がけてきたという。
企業の首脳が育休を取得する例はITベンチャーなどで散見される。歴史の長い会社が多く若い経営者の少ない製薬業界ではほとんど見られない。ノバルティスは17日、NPO法人のファザーリング・ジャパンが運営する枠組みである「イクボス企業同盟」へ加盟した。経営者や管理職が部下の仕事と生活の両立を意識しつつ、業務生産性も上げて好業績を確保しようと考える企業が参加する。
綱場社長は18年2月中旬に第2子が誕生予定。配偶者は別の製薬企業で管理職の立場にある。綱場社長は育休期間中はオフィスへ行かず、電話やメールでのやりとりも緊急時に限る。日ごろから海外出張が多く、自身の不在時に他の幹部が対応できるよう権限委譲も心がけてきたという。
企業の首脳が育休を取得する例はITベンチャーなどで散見される。歴史の長い会社が多く若い経営者の少ない製薬業界ではほとんど見られない。ノバルティスは17日、NPO法人のファザーリング・ジャパンが運営する枠組みである「イクボス企業同盟」へ加盟した。経営者や管理職が部下の仕事と生活の両立を意識しつつ、業務生産性も上げて好業績を確保しようと考える企業が参加する。
日刊工業新聞2017年11月20日