外来透析で24時間対応、日勤サラリーマンの需要増える

埼玉のさくら記念病院「いつ来て、いつ帰ってもいい」

 さくら記念病院(埼玉県富士見市、黒澤範夫院長)は、24時間対応の透析治療を始めた。深夜や早朝でも好きな時間帯に透析を受けられる。24時間いつでも透析できる病院は関東では初めてという。日中に仕事を抱えるサラリーマンや自営業者らを中心とした患者への対応数を増やす。黒澤院長は「日中に通院する負担を軽減できる。残業後でも来院してほしい」としている。

 決まった時間帯で夜遅くから朝にかけて透析治療を行う“オーバーナイト”はすでにあるが、「いつ来て、いつ帰ってもいい。このようなスタイルは他にない」(黒澤院長)という。原則、月・水・金曜日の18時30分から翌日9時の間で、自由に時間を設定できる。

 30床を用意したが、すでに常時20床は埋まっており、「最近は新規の患者が月1人ならまあまあ。それがものすごい勢いで増えている」(同)と手応えを口にする。いずれ火・木・土曜日に行うことも検討する。

日刊工業新聞2017年5月26日

日刊工業新聞 記者

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05月28日
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通院者の特徴は「自分で車を運転して来院する。昼間の透析患者より若く、50代以下のサラリーマンが多い」という。時間帯はおおむね23時から6時までが多く、透析時間も最長8時間を確保できるため、「患者からは『これを待っていた』『翌日の仕事が楽になった』といった声を頂いている」そうだ。
(日刊工業新聞川越支局・大橋修)

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