マツダ系サプライヤー、「ミライース」失注で次は必ず

ダイキョーニシカワ・内田社長「競争に勝てということ」

「自動車メーカーは基本的に、部品を内製したいもの。そうじゃないと安く作れないから」と話すのは、ダイキョーニシカワの内田成明社長。自身もマツダの出身だ。

 ダイハツ工業が発売した新型「ミライース」。軽量化に役立ってきた樹脂バックドアを、ダイハツとの合弁会社も含めて供給してきたが「今回は、ダイハツさんが内製した」という。

 樹脂ドアの採用拡大はここ数年の同社の成長を支えてきた。「もっと安く作れるようにして、競争に勝てということでしょう」と失注にも意外とさっぱりした表情だ。

 これまでは「先方のやりたいことに当社の技術がマッチした結果。現時点では原料費それ自体鉄より樹脂の方が高く、理想的なモノづくりの姿にはなっていない。引き続き改善していく」と話す。

 マツダの復活とダイハツへの樹脂バックドア納入拡大を受けて急成長し、広島の部品メーカーでは最大手となったダイキョーニシカワ。さらなる成長のためには、樹脂ドアや、世界トップシェアの樹脂オイルストレーナーといった「目玉製品」をさらに増やせるかがカギとなる。

日刊工業新聞2017年5月16日

明 豊

明 豊
05月18日
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営業領域では、海外拠点の営業と国内営業が連携しながら、海外メーカーへの新技術の売り込みをもっと強化していくという。技術開発では、軽量化や高機能化、モジュール化といった客先のニーズをとらえて樹脂への置き換え提案を進めている。特に、エンジン周りの部品の樹脂化に力を入れていく考えだ。

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