パナソニック発ベンチャー、欧米人用の装着型作業支援ロボット投入

アクティブリンクが開発、自動車工場などへの導入狙う

 【独ハノーバー=藤崎竜介】アクティブリンク(奈良市、藤本弘道社長)は、今秋をめどに装着型作業支援ロボットで海外市場に参入する。欧米人の体格に最適化できる新モデルを開発中で、欧州やアジアの自動車関連工場などに販売する。親会社のパナソニックが持つ拠点網などを生かし、販売やサービスの体制を整える。海外向けで初年度に100台の納入を目指す。

 アクティブリンクは欧州などからの引き合いが多いことを踏まえ、海外進出を決めた。自動車産業が集積するドイツ、フランス、東南アジアなどの市場を狙う。欧州連合の安全基準「CEマーク」を秋までに取得する方針だ。

 現行品を改良し、比較的大柄な欧米人でも装着できるよう、高さを8センチメートル程度調節できる機能を追加する。また、装置本体とケーブルでつながる上肢支援用の手袋も、オプションとして新たに用意する。手袋をつけると腕にかかる荷重を本体が受け、負担を軽減できるという。

 アクティブリンクの支援ロボットは体幹の動きをセンサーで検知し、モーターの働きにより作業者を補助する。腰に取り付けることで重量物を簡単に持ち上げられる。2015年の発売以来、200台近くを納入した。

日刊工業新聞2017年3月22日

明 豊

明 豊
03月23日
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アクティブリンクはパナソニック発のベンチャー企業。独ハノーバーで開催中の国際情報通信技術見本市「CeBIT(セビット)2017」で新モデルの試作品を展示している。

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