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スズキが「ハスラー」1000cc版を年内投入へ

スズキが「ハスラー」1000cc版を年内投入へ

個性的なデザインで新市場を切り開いた軽自動車「ハスラー」

スズキは軽自動車「ハスラー」の第2弾と位置付ける新小型車を開発し、早ければ年内にも市場投入する。ハスラーは軽ワゴンとスポーツ多目的車(SUV)を融合した個性的なデザインで新市場を切り開いた。排気量1000ccクラスの新型車の投入により、注力する国内小型車販売に弾みをつける。

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 新型車は軽自動車より排気量が大きい1000ccクラスのエンジンを搭載。マイルドハイブリッド車の設定も検討する。デザインはハスラーを踏襲するが、車名は別とする案が有力。小型車の主力工場である相良工場(静岡県牧之原市)で、12月に量産開始する計画だ。

 軽自動車の乗車定員が4人であるのに対し、小型車版は5人の乗車が可能になる。エンジン出力が高まり、室内空間や荷室も拡大するため、用途がさらに広がりそうだ。
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日刊工業新聞2017年8月28日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役デジタルメディア事業担当
2014年1月の発売以来、17年4月末までの累計販売台数は約32万台。日本自動車殿堂カーオブザイヤー、RJCカーオブザイヤーなどを受賞し、スズキを代表する車種となった。競合メーカーからも同様のカテゴリーの車種が投入されている。

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