ニュースイッチ

ニッポンの“トクホ ”を知って下さい!サントリーが自販機を多言語対応に

訪日観光客が集まる場所にまず4万5000台。英・中・韓の3カ国語で
 サントリー食品インターナショナルは10日、全国で展開する飲料自動販売機のうち約4万5000台を、英語・中国語・韓国語の多言語対応に切り替えると発表した。海外からの旅行者増加に対応する狙い。商品購入方法や商品カテゴリー、特定保健用食品(トクホ)の健康機能性効果などの説明を3カ国語で併記する。

 サントリー食品の自販機の台数は現在、約50万台で、日本たばこ産業(JT)の自販機会社買収後は同70万台強に増える見込み。多言語対応の自販機は訪日観光客が多く集まる場所に集中して設置する。海外では自販機が普及しておらず、自販機で飲料を買う際、商品の種類や買い方などがわからないなどの声が寄せられていた。

 サントリー食品は商品補充活動のムダを防ぐ無線オンライン自販機も、業界最多クラスの約15万台を設置している。
日刊工業新聞2015年06月11日 建設・エネルギー・生活面
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
いずれペッパーとかが売る時代になるかも

編集部のおすすめ