家電量販店仁義なき戦い水戸の陣

ケーズの本拠からヤマダ、コジマが撤退

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閉鎖したヤマダの「LABI水戸店」
 家電量販店大手のケーズホールディングス(HD)の本拠地である茨城県水戸市内から、コジマも主力大型店を閉鎖することが分かった。6月28日で閉店する。水戸市では業界最大手のヤマダ電機が水戸駅前の大型店を5月末で閉鎖したばかり。お膝元でローコスト運営を進めてきたケーズ(HD)に軍配が上がった格好だ。水戸市の事例は全国的にオーバーストア傾向にある家電量販店の現状を象徴しているともいえそうだ。
 
 閉鎖する「コジマNEW水戸店」は国道50号線沿いにあり、家具インテリアチェーンのニトリと併設した大型店。6日から19日まで閉店セールを行っている。水戸市内ではJR水戸駅前のヤマダ電機の大型店「LABI」が5月末で閉鎖した。
 
 水戸といえばケーズHDの牙城。ヤマダが進出した2008年当初、ケーズの本社がある水戸駅前であることから「ヤマダが仁義なき戦いを仕掛けた」(家電量販店幹部)などといわれた。
 
 しかし、その後水戸駅には11年にビックカメラも出店。これが決定打となり、ヤマダのLABIは開業して7年で閉鎖となった。
 
 ヤマダに続くコジマの大型店の閉鎖は家電量販店の競争の激しさを物語っている。家電量販店業界では、同業同士の競合ばかりでなくネット通販の台頭もあり、競争環境は一段と厳しさを増している。

2015年06月12日 建設・エネルギー・生活面

COMMENT

家電量販店業界の競争は熾烈です。それでも、「もはや安売り一辺倒ではやっていけない」という声が業界から聞こえてきます。ほとんどのチェーンで同じようなメーカーの商品を売っているにもかかわらず、安売りだけでなやっていけない。何がポイントなのでしょうか。接客、保証、アフターケアなどなどトータルな打ち出しが必要なのでしょうか。

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