学生が中小社長に弟子入りするプロジェクト!

北海道同友会・北海学園大、経営学部の独自講座化

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北海学園大学ホームページ
 【札幌】北海道中小企業家同友会と北海学園大学経営学部は、学生が北海道内中小企業の社長らに同行することで企業の経営を学ぶ「社長弟子入りプロジェクト」を始める。このほど協定を結び、北海学園大経営学部の正式プログラムとして実施体制を構築した。経営に対する意識の高い学生をビジネスの最前線に触れさせる一方で、社長らの意識改革のきっかけにつながると同友会では期待している。

 北海道中小企業家同友会と北海学園大はこれまで、同大1年生後期を対象に特別講義「地域経営者に学ぶ」を実施。同友会の会員企業を講師として派遣してきた。社長弟子入りプロジェクトは、同講義を2014年に受講した学生を対象とする。

 建設業や印刷業などの21社が学生1―3人を早朝から終業まで社長らのスケジュールに合わせた日程で今夏の2日間迎え入れる。学生には修了後、同友会に日誌とリポートを提出。秋には学生と社長らを集めて報告会も開く予定だ。
 北海学園大の大平義隆経営学部教授は「講義とプロジェクトをつなげた。学生には講義を聴いた上で判断し、能動的に参加してほしい」と話す。

 社長弟子入りプロジェクトは東京中小企業家同友会で始めたことを受け、北海道中小同友会でも2013年から大平教授のゼミ生を対象に試験的に実施していた。
 同友会の共同求人担当の門脇由香利氏は「北海道の取り組みは、講義を受けた意識の高い学生が参加し、2日間完全に同行する。社長らも日々の行動の整理につながるはずだ」と話す。
 今後は、より進路決定をするのに近い大学2年や3年の学生を対象とした取り組みも検討していく方針だ。

日刊工業新聞2015年06月11日 列島ネット面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

2日間実施ということですが、「弟子入り」というからには1カ月くらいは付き人をしても面白いのではと思います。付かれる社長も緊張しそうですが。

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