「メルセデス・ベンツ」ブランドの家庭用・産業用リチウム電池が登場

米テスラも定置型蓄電池で新戦略、価格据え置き出力倍に

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ベンツのマークが入った蓄電池(ドイツアキュモーティブのウェブサイトから)
 「メルセデス・ベンツ」ブランドの家庭用・産業用リチウムイオン電池が登場。独ダイムラーは9日、一般家庭や工場向けに太陽電池で発電した電力を貯めておいたりできる定置型二次電池の予約販売を始めた。9月の出荷予定。詳細は明らかにしていないが、10日にミュンヘンで開幕するインターソーラー展に出展する。

 2.5kwの蓄電池モジュールを8個搭載し、20kwまで拡張できるという。2009年設立の100%子会社ドイツアキュモーティブが開発と製造を担当。同社は当初、メルセデス・ベンツの電気自動車とハイブリッド車向けにリチウムイオン電池を供給していたが、今回、新事業として定置用に参入する。販売網を広げながらドイツ国内だけでなく、輸出も想定しているという。

 これに先立って5月には、米テスラモーターズが「パワーウォール」という家庭用・産業用リチウムイオン電池を発表。さらにテスラのイーロン・マスクCEOは9日の株主総会で、パワーウォールについて普及を加速させるため、同じ価格で出力を当初の2倍以上にアップグレードする方針を明らかにした。テスラ、ダイムラーいずれも自動車向けの蓄電池を家庭用にも販売し、事業規模を拡大しながら量産効果で単価を下げようという戦略のようだ。

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COMMENT

藤元正
モノづくり日本会議実行委員会
委員長

これはもう、ベンツファンは買うしかないでしょう。何より自慢できるし。2社以外にも高級車ブランドを使った同じような例が出てくるかもしれません。

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