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人気の部品再利用 ボーイング777製の窓を使用したキーホルダーが登場

全日空商事が就航20周年記念で販売。姿勢指示器をイメージした丸形のデザイン
人気の部品再利用 ボーイング777製の窓を使用したキーホルダーが登場

777受領20周年記念の(左から)キーホルダーとLEDライト(全日空商事提供)

 ANAホールディングス傘下の全日空商事は6月9日、全日本空輸(ANA)公式のECサイト「A-style(エースタイル)」で、機体部品を再利用したグッズの販売を開始した。ボーイング777型機のANAでの就航20年を記念したもので、アクリル製の窓を使用したキーホルダーなどを販売する。

 3枚構造からなる窓の最も外側の「アウターペーン」を使用。キーホルダーは姿勢指示器(ADI)をイメージした丸形のデザインにした。垂直尾翼をイメージしたライトスタンドも販売。赤や青、緑に光るLEDライトで、ジュラルミン製の台座にセットして使用する。

 6月17日からは、767と777、787のアウターペーンを使用したキーホルダーも販売。それぞれ垂直尾翼をイメージしたデザインで、ANAのロゴと機材名を刻印した。それぞれ、数量限定で販売する。

 A-styleでは2014年、747-400Dのアウターペーンを使用し、垂直尾翼をイメージしたデザインのキーホルダーを数量限定で販売していた。当初200個を用意したものの、完売したため急きょ増産し、数千個を用意。すでに完売している。

 過去には747と787に搭載していたシートベルトのバックルを再利用した「シートベルトバッグ」や、タービンブレードを使用したメモリアルスタンドなどを販売していた。今後は767や777のシートベルトバッグの販売を検討するという。

 ANAは1995年10月、777-200型機の同社向け初号機を受領した。5月26日現在、777シリーズを合計で57機保有している。
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
ボーイング777型機のANAでの就航20年を記念し、機体部品を再利用したグッズを販売。部品を再利用したグッズは毎回かなりの売れ行きなので、今回もかなり売れると思います。

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