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♪上野発の~豪華寝台列車「四季島」の出発駅が決定!

JR東日本が17年春に運行、13番線のホーム付近に専用ラウンジも設置
 JR東日本は9日、2017年春に運行開始予定の豪華寝台列車「トランスイート 四季島」について、出発駅を上野駅とし、専用ラウンジ「プロローグ 四季島=写真」を設置すると発表した。

 専用ラウンジは乗車前の待ち合わせスペースで、四季島の出発・終着駅となる上野駅の13番線のホーム付近に設置する。チェックインや荷物の預かりのほか、お茶菓子などを提供。デザインは車両と同じく、著名工業デザイナーの奥山清行氏が担当する。

 車内で提供する料理の監修は日本人で初めてミシュランの一つ星を獲得した中村勝宏氏が手がける。料理長は北海道洞爺湖サミットで料理制作に参加した岩崎均氏が務める。地域とのつながりや、随所に上質感を演出した料理の提供を目指す。

 このほか、四季島に乗務するトレインクルーを募集し、10月より採用を開始する。
日刊工業新聞 2015年06月10日 建設・エネルギー・生活面
高屋優理
高屋優理 Takaya Yuri 編集局第二産業部 記者
上野駅は寝台列車「北斗星」や「カシオペア」の始発駅。長距離列車の始発駅としてはおなじみで、既定路線という感じではあります。すでに廃止が決まっている「北斗星」ですが、寝台列車の今後の方向性についてJR東日本の冨田哲郎社長は、「四季島」のような周遊型にシフトしていくことになると話していました。

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