PBの完全養殖のマグロが店頭に登場
イオンがマルハニチロと組む
イオンは完全養殖の本マグロ「トップバリュ グリーンアイ 奄美うまれ生本まぐろ」を全国約2000店舗で5日に発売した。完全養殖のノウハウを持つマルハニチロと組んだ。消費税込み価格は赤身が100グラム当たり861―1274円で、天然マグロとほぼ同等。販売期間は約2カ月間で、3500尾、10億円の販売を見込む。
完全養殖は人工ふ化した魚から受精卵をとり、次の世代を育てる手法。水温が安定している奄美大島の養殖場で、3年以上掛けて育てた。マルハニチロの米岡潤一郎専務(写真中央)は「味は天然マグロと遜色なく、安定的に供給したい」、イオンリテールの土谷美津子取締役(同右)は「本マグロ(クロマグロ)が減っているなか、環境に配慮した商品」と述べた。
完全養殖の本マグロは、すでに近畿大学が出荷している。イオンは国内のプライベートブランド商品では初の完全養殖本マグロとして、日本最大の販売量を目指すとしている。
完全養殖は人工ふ化した魚から受精卵をとり、次の世代を育てる手法。水温が安定している奄美大島の養殖場で、3年以上掛けて育てた。マルハニチロの米岡潤一郎専務(写真中央)は「味は天然マグロと遜色なく、安定的に供給したい」、イオンリテールの土谷美津子取締役(同右)は「本マグロ(クロマグロ)が減っているなか、環境に配慮した商品」と述べた。
完全養殖の本マグロは、すでに近畿大学が出荷している。イオンは国内のプライベートブランド商品では初の完全養殖本マグロとして、日本最大の販売量を目指すとしている。
2015年06月05日 建設・エネルギー・生活面