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魔法瓶「サーモス」、東京でも海外でも

国内初の直営店オープン、秋には海外販売へ
魔法瓶「サーモス」、東京でも海外でも

「サーモス スタイリングストア」

 魔法瓶メーカーのサーモス(東京都港区、中條啓一郎社長)は、国内で初めての直営店舗となる「サーモス スタイリングストア」を東京・世田谷に開店した。

 店内には「真空断熱ケータイマグ」やスープジャー、弁当箱、ポットなど、400種類以上のサーモス製品を取りそろえた。店舗限定の商品や交換部品も販売するほか、有料で自分用のボトルにイニシャルを印刷する名入れサービスも行う。

 スタイリングストアは、子ども連れの家族やオフィスワーカーなどの買い物客でにぎわう、二子玉川ライズ・ショッピングセンター・タウンフロントの5階に構えた。同社は直営店舗を通じて、「サーモス製品のある上質な毎日」を提案する方針だ。

 中條啓一郎社長はオープンにあたって「オフィス、ご家庭、スポーツシーンなどで、サーモス製品を使ったライフスタイルを楽しんでいただきたい」と期待を込めた。

日刊工業新聞2017年3月29日



ドイツ製を国内生産に切り替え


 魔法瓶メーカーのサーモス(東京都港区、中條啓一郎社長)は、2017年秋にもドイツ子会社の製品を日本製の“メード・イン・ジャパン”として海外に売り出す。訪日外国人客の増加とともに、性能の高さから海外で日本製魔法瓶の人気が高まっている。独子会社のブランドは欧州で知名度が高い。ステンレス製品を国内生産に切り替えて、海外市場を深耕する。

 サーモスは独子会社で高級魔法瓶メーカーのアルフィ(バーデンヴュルテンベルク州)の一部製品を、メード・イン・ジャパンとして発売する。アルフィの製品は全て独工場で生産していたが、ステンレス製品はサーモスの新潟工場(新潟県燕市)などの生産に切り替える。

 まず、日本でタンブラーなどを2月22日に先行発売したのを皮切りに、17年秋にも独を中心とした欧州、中国や台湾といったアジアに広げる方針だ。さらに同年内に新製品も投入する。

 サーモスが持つステンレス加工技術を、アルフィの魔法瓶に採用する。これまでアルフィの魔法瓶の内筒はガラス製だった。新製品の内筒をステンレス性に変更することで、保温力向上や転倒時に割れない丈夫な設計にする。外装デザインは変更しない。

 アルフィは100年以上続く老舗。世界90カ国で展開する。独をはじめ、欧州市場を中心とした専門店、百貨店、高級ホテルなどに魔法瓶を販売している。訪日外国人が日本で購入したサーモス製品を本国で使っている影響などで、保温力に優れる日本製の魔法瓶が海外で評価され人気が高まっている。

 サーモスは欧州の売上高で、19年に14年比倍増の100億円を目指している。日本製の「アルフィ」ブランドとして輸出販売し、海外の消費者を囲い込む。
ステンレス製に設計した新製品

日刊工業新聞2017年2月28日



明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
「サーモス」は大陽日酸の子会社が手がけており、その大陽日酸は2014年に三菱ケミカルHD入りしました。

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