五輪会場の大型映像表示装置 そのお値段は?

三菱電機、専門営業チームの果実は3億3000万円

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米ピッツバーグの屋内競技場にある三菱電機の装置
 三菱電機は2020年に開催する東京オリンピック・パラリンピックの競技会場建設計画について、東京都から大型映像表示装置とエレベーターを受注した。同社の東京五輪向けの受注では第1号案件。近代五種の競技が行われる「武蔵野の森総合スポーツ施設=仮称」(東京都調布市)に納入し、17年ごろに完成する予定。受注総額は約3億3000万円。今回の受注を契機に、インフラ向け設備や防犯用システムなど自社製品の提案活動を積極化する。

 武蔵野の森総合スポーツ施設は最大1万1000人収容できるメーン会場を持ち、近代五種のフェンシング会場として利用される。
 周辺では自転車競技も行われる予定。同施設に搭載される大型映像表示装置は、三菱電機が約1億7000万円で受注。エレベーターは子会社の三菱電機ビルテクノサービス(東京都荒川区)が約1億6000万円で8台受注した。三菱電機グループは高度な映像技術や昇降機の制御技術を武器に国内外で受注を積み重ね、トップクラスのシェアを有する。こうしたノウハウや実績が評価され、今回の受注につながったとみられる。

 三菱電機は東京五輪向け事業案件の受注に向け、13年12月に営業専門組織を設置。11人体制で政府や東京都などから首都圏のインフラ投資に関する情報を集め、五輪向け事業の入札案件に迅速に対応している。

日刊工業新聞2015年02月13日1面

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斉藤陽一
編集局第一産業部
デスク

2020年の東京オリンピック・パラリンピックは、日本の誇るモノづくり技術のショーケースとしても期待大です。

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