業界の転換点になるレーザ加工機がついに登場
ヤマザキマザック、DDLでゲームチェンジ狙う
ヤマザキマザックは2日、次世代レーザー技術のダイレクト・ダイオード・レーザー(DDL)を用いた新型レーザー加工機「オプティプレックス3015DDL」を発売したと発表した。DDLは二酸化炭素(CO2)やファイバーのタイプに比べ反射率が低く、アルミニウムや銅などの高反射材や薄板・中板の高速切断に適する。出力は4キロワット。価格は1億390万円(消費税抜き)で、年間30台の販売を目指す。
同クラスのレーザー加工機でDDLを製品化したのは大手では初という。薄板加工の場合、ファイバーより加工速度をアルミで18%向上。加工時の消費電力はCO2に比べ約半分になる。
板厚や材質が変わる際の段取り作業の自動化や、加工状況の自動監視などのインテリジェント機能を搭載。コンピューター数値制御(CNC)装置には19インチの大型タッチパネルを持ち、生産性と操作性を高めた新開発の「マザトロール・プレビューG」を初めて導入した。DDLの発振器はパナソニック製を採用している。
同クラスのレーザー加工機でDDLを製品化したのは大手では初という。薄板加工の場合、ファイバーより加工速度をアルミで18%向上。加工時の消費電力はCO2に比べ約半分になる。
板厚や材質が変わる際の段取り作業の自動化や、加工状況の自動監視などのインテリジェント機能を搭載。コンピューター数値制御(CNC)装置には19インチの大型タッチパネルを持ち、生産性と操作性を高めた新開発の「マザトロール・プレビューG」を初めて導入した。DDLの発振器はパナソニック製を採用している。
日刊工業新聞2017年3月3日