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ついに全貌を現したJR西日本「瑞風」

各地で相次いで運行する豪華観光列車
 JR西日本は大阪市淀川区の網干総合車両所宮原支所で豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)=写真」の車両完成記念式典を開いた。来島達夫社長は「山陰山陽の自然や文化、食を車内で感じてもらえるようにし、鉄道の旅で新たな価値を提供したい」と、意気込みをみせた。6月17日に運行を始める。

 瑞風の外観はダークグリーンで、先代のトワイライトエクスプレスを思わせる懐かしいイメージ。内装は昭和初期に通じるアールデコを取り入れ、客室は天然木を使用し、眺望を重視して設計した。

 沿線の食材を提供する食堂車や茶の湯を楽しめるラウンジなど、車内設備を充実。展望車には運転士と同じ目の高さで楽しめるシートや、最後尾用の展望デッキを設けた。

 式典で、音楽家の葉加瀬太郎氏が作曲した、車内などで使用するテーマ曲を紹介した。

最高倍率76倍の豪華寝台列車に込められた思い


 JR東日本が2017年5月から運行を始める豪華寝台列車「トランスイート四季島(しきしま)」について、17年5―6月出発分の予約が最高倍率76倍、平均6・6倍となった。
応募件数は1234件!?
日刊工業新聞2017年02月24日
高屋優理
高屋優理 Takaya Yuri 編集局第二産業部 記者
春にはJR東日本の豪華観光列車「四季島」も運行を開始し、全国各地で贅を尽くした観光列車が運行します。

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