暇な自動運転を飽きさせない切り札はRPGゲーム?
自動運転技術が普及すれば、運転時の人の役割は人工知能(AI)の監視だけになるかもしれない。だが飽きて、新たなストレスをため込みかねない。そこで運転自体をVR(仮想現実)ゲームにして楽しませようとする研究が進んでいる。
名古屋大学の石黒祥生特任准教授は、運転中の注意喚起をアクションRPGゲーム風に仕立てた。「赤信号をモンスターに置き換え、信号待ちの時はプレーヤーが戦い、モンスターを倒す(信号が青になる)と、ボタンを押して車が発進できる」と説明する。
ただゲームの面白さと注意喚起が両立するかは難しい。ゲームには飽きてしまう可能性が付きまとうのが宿命。「好きな女の子とずっと走っているのがベスト」。“ギャルゲー”が正解なのかもしれない。
名古屋大学の石黒祥生特任准教授は、運転中の注意喚起をアクションRPGゲーム風に仕立てた。「赤信号をモンスターに置き換え、信号待ちの時はプレーヤーが戦い、モンスターを倒す(信号が青になる)と、ボタンを押して車が発進できる」と説明する。
ただゲームの面白さと注意喚起が両立するかは難しい。ゲームには飽きてしまう可能性が付きまとうのが宿命。「好きな女の子とずっと走っているのがベスト」。“ギャルゲー”が正解なのかもしれない。
日刊工業新聞2017年2月27日