羽田第2ターミナルを国際線用に改修、2020年春運用へ
23カ所ある駐機スポットのうち7カ所をANA国際線に
国土交通省は、羽田空港第2ターミナルに国際線を発着させる方針を固めた。今年秋にも改修工事をはじめ、2020年3月に運用開始を目指す。現在、同第2ターミナルは全日空が国内線に使用している。東京オリンピック・パラリンピックを控えて羽田の国際線発着が大幅に増えるため、23カ所ある駐機スポットのうち南側7カ所を全日空の国際線に充て、出入国審査や税関、免税店などを整備する計画。今の国際線ターミナルは名称を変更する予定。
羽田空港には日本航空が国内線で使う第1ターミナル、全日空が使う第2ターミナル、各社が共用する「国際線」がある。国際線ターミナルは2010年に開業したが、スペースの問題もあり大規模な拡張が難しい。
一方で2016年4―12月の全日空の国際線旅客は、前年同期比約11%増の約675万人。訪日外国人の増加などに伴ってここ13年以降は毎年約1割ずつ伸びているという。
計画では、第2ターミナルの2カ所は国際線専用とし、5カ所を午前は国際、午後は国内と使い分ける。
羽田空港には日本航空が国内線で使う第1ターミナル、全日空が使う第2ターミナル、各社が共用する「国際線」がある。国際線ターミナルは2010年に開業したが、スペースの問題もあり大規模な拡張が難しい。
一方で2016年4―12月の全日空の国際線旅客は、前年同期比約11%増の約675万人。訪日外国人の増加などに伴ってここ13年以降は毎年約1割ずつ伸びているという。
計画では、第2ターミナルの2カ所は国際線専用とし、5カ所を午前は国際、午後は国内と使い分ける。