最も進化した噂の通勤車両「Sトレイン」に乗ってみた

西武鉄道が3月25日から運行

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 西武鉄道は3月25日から運行を始める新型通勤車両「40000系」を公開した。車両は川崎重工業が製作し、3月までに10両・2編成、20年までに80両・8編成を順次導入する。40000系は一部が有料座席指定列車「S―TRAIN(Sトレイン)」として運行。西武の新型通勤車両の導入は、08年の「30000系」以来、9年ぶりとなる。

 40000系は有料座席指定車両として利用されるため、側面に座席があるロングシートと、向かい合わせになるクロスシートを転換できる「ロング・クロスシート転換車両」となっている。転換はスイッチ一つで、自動でできるのも特徴だ。また、車いすの固定設備や、軽く腰掛けられる座席を配置した「パートナーゾーン」を新設した。

 長時間の乗車に対応し、トイレやコンセント、Wi-Fiなども設置したほか、シャープのプラズマクラスター空気清浄機を設置するなど、車内環境の向上にも配慮した。

 車両にはアルミニウム合金による軽量化やVVVFインバーター制御装置など、最新技術のモーターを採用。従来の省エネ車両に比べて、電気使用量を約40%削減する。

 後藤高志会長は「通勤電車の快適性が時代の要請となる中で、最も進化した通勤車両と自負している」と述べた。

 Sトレインは西武鉄道、東京メトロ、東京急行電鉄、横浜高速鉄道を相互に乗り入れ、平日は西武池袋線から東京メトロ有楽町線の所沢―豊洲間を運行する。土休日は西武秩父―元町・中華街間で、西武秩父線から東京メトロ副都心線、東急東横線、横浜高速みなとみらい線を直通運転する。朝と夕方の通勤時間帯を中心に、平日に上下7本、土休日に上下5本を運行する。

 Sトレインは全席が座席指定となり、乗車前に、指定席券を購入する必要がある。指定席の料金は所沢―豊洲間で大人が510円、小児が260円。また、西武秩父―元町・中華街間で大人が1060円、小児が540円となる。
                  

            

           

              

日刊工業新聞2017年02月14日

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高屋優理
編集局第二産業部
その他

報道公開には多数の記者が参加し、注目度の高さが伺えました。

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