ミスターラグビー・平尾誠二氏をしのぶ「感謝の集い」
「彼は本当のヒーローだった」(山中伸弥京大iPS細胞研究所所長)
2016年10月20日に53歳で死去した神戸製鋼ラグビー部(コベルコスティーラーズ)ゼネラルマネージャーの平尾誠二氏をしのぶ「感謝の集い」が10日、神戸市内のホテルでしめやかに営まれた。
故人の人脈の広さから、ラグビー関係者だけでなく政界や企業など幅広い分野から約800人が参列した。安倍晋三首相も平尾氏を悼む特別メッセージを寄せた。
式典では、日本ラグビーフットボール協会の森喜朗名誉会長ら5人が言葉を捧げた。山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長は、平尾氏の治療の相談に乗っていたことを明かし「最後の瞬間まで病気と闘い立派だった。彼は本当のヒーローだった」と語った。
感謝の集いの発起人の1人、神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長は「平尾君の意思は我々が大切に受け継ぎ、神戸製鋼ラグビー部はもちろん、今後とも日本ラグビー界の発展に寄与していく」と誓った。一般向けの献花も行われ、「ミスターラグビー」と称された平尾氏との別れを多くの人が惜しんだ。
故人の人脈の広さから、ラグビー関係者だけでなく政界や企業など幅広い分野から約800人が参列した。安倍晋三首相も平尾氏を悼む特別メッセージを寄せた。
式典では、日本ラグビーフットボール協会の森喜朗名誉会長ら5人が言葉を捧げた。山中伸弥京都大学iPS細胞研究所所長は、平尾氏の治療の相談に乗っていたことを明かし「最後の瞬間まで病気と闘い立派だった。彼は本当のヒーローだった」と語った。
感謝の集いの発起人の1人、神戸製鋼所の川崎博也会長兼社長は「平尾君の意思は我々が大切に受け継ぎ、神戸製鋼ラグビー部はもちろん、今後とも日本ラグビー界の発展に寄与していく」と誓った。一般向けの献花も行われ、「ミスターラグビー」と称された平尾氏との別れを多くの人が惜しんだ。
日刊工業新聞電子版2017年2月11日