<矢島里佳の新聞clip5.28号>空き家問題を働き方を見直す糸口に

「ロボット・ICT活用による働き方の変化は、農業、漁業、林業、伝統産業にも」

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 みなさん、こんにちは。矢島里佳です。

 今週、選んだのはこの3本です。

 ●日本のバラダイムチェンジ(米倉一橋大教授講演=5月22日付)
 ●14年度の農業白書(ロボ・ICT活用の重要性を指摘=5月27日付)
 ●空き家対策促す(国交省がガイドライン策定=5月27日付)

 空き家問題は様々な問題が絡み合っていますが、都心に一極集中しないと仕事がない、という現在の働き方を見直すことも一つ解決の糸口にもなりそうですよね。ロボット、ICT活用によって起こる働き方の変化も、関わりが深くなってきそうだなと感じました。

 農業、漁業、林業、伝統産業、でもICTが活躍できる場面が増えていますね。より現場でのシステム変化を作り出せるかというところが、経営を左右するカギになりそうです。私は、日本の伝統産業の継続性を考えて、漆かきロボットを本気で作りたいと考えています。人間とロボット。何をロボットにお願いして、何を人間が創りだすのか。共存共栄の道を今から真剣に考えることが必要だと思います。

 
 <国交省、空き家対策促すガイドライン策定>

国土交通省は26日、市町村の空き家対策を促すガイドラインを策定した。倒壊などの危険がある空き家を市町村が「特定空家等」と判断する際の指針となるもの。同日に全面施行の「空家等対策の推進に関する特別措置法」により、市町村が特定空家等と判断した場合は立ち入り調査や修繕などの指導、除去の代執行などができるようになった。ガイドラインで判断の透明性を高め、空き家対策を加速する。

 判断基準は(1)放置すれば倒壊等著しく保安上危険となるおそれのある状態(2)放置すれば衛生上有害となるおそれのある状態(3)適切な管理が行われていないことにより著しく景観を損なっている状態(4)その他周辺の生活環境保全を図るために放置することが不適切である状態―の四つを挙げた。

 各項目に関して柱の傾斜、ゴミの放置による臭気の発生、割れた窓ガラスの放置、立木の倒壊など詳細な例示も示した。


 

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矢島里佳
和える
代表

米倉教授の「パラダイムチェンジ」は、日刊工業新聞社さんが運営されている東京産業人クラブ女性部会での講演から。 シュンペーターの新結合。一見関係なさそうなものが結びつくことで、新たなビジネスが生まれる。「和える」もまさに、新結合から誕生した会社です。ビジネスモデルの設計時に、経済的視点からではなく、人々のライフスタイル的視点から、新結合させることが本質的な働き方の改善につながるのではないかと感じています。

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