法人に生活習慣病予防サービス拡販、健康経営支援で攻勢

スポーツクラブ大手のルネサンス、情報サービス「カラダかわるNavi」

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食事内容を入力すると管理栄養士の知見に基づいた助言を受けられる
 スポーツクラブ大手のルネサンスは法人向けの健康経営支援事業で攻勢をかける。生活習慣病の予防を意図した情報サービス「カラダかわるNavi」の累計受注社数を、2018年3月期に17年2月初頭時点比約4倍の200社とする目標を設定した。従業員の摂取カロリーや体重などを把握でき、管理栄養士による食事指導も行えるといった利点を売り込む。これまで得意としてきた運動指導関連商材との相乗効果も見込んでいる。

 サービスを利用する企業や健康保険組合は、従業員がスマートフォンのアプリケーションで入力した食事や運動などの情報を把握できる。性別や年代ごとの傾向をつかむ分析機能や、個々人への注意喚起をする連絡機能もある。

 従業員は食事の内容について、管理栄養士の知見に基づいた助言を受けられる。アプリ開発や食事指導はリンクアンドコミュニケーション(L&C、東京都新宿区)が手がけ、ルネサンスは販売を担う。

 L&Cはアプリの提供を16年6月に始め、11月に分析機能や連絡機能を追加した。ルネサンスはこれを踏まえ、17年1月にサービス紹介のセミナーを東京と大阪で開くなど営業を本格化しつつある。今後は2カ月に1回程度のセミナー開催を見込み、スポーツクラブの法人会員へも売り込んでいく。

 企業が従業員の健康に配慮して経営効率の向上につなげる健康経営が重視されてきており、これを支援する情報サービスも多い。L&Cは約8000人の栄養士を組織化している点を、ルネサンスは運動指導のノウハウを豊富に持つ点を訴求して差別化を図る。

日刊工業新聞 2017年2月7日

COMMENT

斉藤陽一
編集局第一産業部
デスク

 今後約1年で4倍という受注目標はすごいですね。スポーツクラブの法人会員になっていない企業にもサービスを売り込んでいくということなんでしょうか。個人的に気になるのは写真でも掲載したスマホのアプリ。「夕食食べました?」の質問に「ラーメン二郎 ヤサイマシ、ニンニクマシ、アブラオオメ」とか正直に答えたら、何て返ってくるんでしょうか。

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