関空の新LCCターミナル開業、ピーチの国際線就航

3月から春秋も

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関空の新ターミナルへ向かう到着初便となったピーチの香港発関空行き
 関西空港のLCC専用国際線新ターミナル「第2ターミナルビル(国際線)」が、1月28日に開業した。当初は関空を拠点とするピーチ・アビエーション(APJ)のみが乗り入れ、3月からは中国の春秋航空(CQH/9C)も使用する。

 第2ターミナルは、2012年10月28日に開業。これまでピーチが国内線と国際線の全路線で使用してきた。ピーチの国際線が新ターミナルへ移転後も、従来のエリアは同社の国内線のみが利用する。今回の拡張工事により、第2ターミナルの敷地面積は3万6000平方メートル広くなり、6万6000平方メートルになった。

 拡張により搭乗口は11増えて21となり、国内線は年間550万人、国際線は285万人の合わせて835万人と、従来と比べて約2倍の利用に対応。バスの停留所も、出発と到着ともに2カ所ずつ増やした。

 大阪市内などへ向かうリムジンバスは、原則として第2ターミナル発着となり、第1ターミナル経由で目的地へ向かう。また、駐車場は従来より700台多い1600台が止められる。

 21カ所となった搭乗口のうち、国内線用が9(拡張前は4)、国内・国際線両用が6(同3)、国際線用は6(同3)。駐機場は、エアバスA320型機やボーイング737型機など小型機の利用を主に想定しているが、国際線用と国内・国際線両用の部分には、エアバスA330型機など中・大型機の乗り入れにも対応しており、最大5機を駐機できる。
関空新ターミナルの自動チェックイン機に並ぶピーチの乗客

 新ターミナルの出国審査後の制限エリアに、国内空港では初めてウォークスルー型ショッピングエリアを設置。免税店や物販店、レストラン、ATM、両替所を設けた。制限エリア内には、ピーチの免税店「Fuchsia by peach」や時計店、ドラッグストア、カフェなど、8店舗が主なテナントとして入る。

 保安検査場には、利用者の待ち時間短縮を図る「スマートセキュリティー」システムを国内初導入。手荷物のX線検査レーンの長さを長くし、レーンを通過できる人数を従来の2倍近い1時間あたり300人に増やした。

 国際線機能を強化したことで、さらなる訪日外国人の受け入れを目指す。

 新ターミナルへの到着初便となったのは香港発MM68便で、午前6時7分(定刻は午前5時50分)に88番スポットへ到着。出発初便は午前7時25分発(同午前7時15分)の高雄行き臨時便のMM6035便、定期便は午前7時52分発(同午前7時50分)のソウル(仁川)行きMM1便となった。MM6035便は85番スポットから、MM1便は86番スポットから出発した。
関空新ターミナルの到着初便となったピーチの香港発関空行きMM68便

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吉川忠行
Aviation Wire
編集長

関空のLCC専用国際線新ターミナル「第2ターミナルビル(国際線)」が、今朝開業しました。

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