神戸は空も海も盛り上がる!航空機の操縦体験施設、今日オープン

「ボーイング737」のフライトシミュレーターなど導入

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本物の操縦席なさがらのフライトシュミレーター
 トゥーエイトレフト(神戸市長田区、伊藤世一社長)は、3日に航空機のリアルな操縦体験ができる施設「テクノバード」を神戸市長田区の東洋ビル5階(延べ床面積330平方メートル)に開設する。代表的なジェット旅客機「ボーイング737」と小型機「セスナC172」のフライトシミュレーター2台を導入した。同施設の総投資額は約3000万円。初年度に5000人の利用者を見込む。

 テクノバードに設置するフライトシミュレーターは、世界の空港と航路など多様なデータを用意し、天候や時間、トラブルなど任意の条件設定が可能。振動も再現できる。

 パイロットを目指す学生や、本物に近い飛行機を操縦したい幅広い層を利用者に見込む。同様の施設は関東に数カ所あるが、関西では珍しいという。完全予約制で、消費税抜きの利用料はボーイングが1時間1万2000円、セスナは同7000円。セスナで30分3000円からの初回体験コースも設けた。

 トゥーエイトレフトは、コーティング・ラミネート加工を行うテクノフローワン(神戸市長田区)の新規事業を担う会社として設立された。両社の社長を兼務する伊藤社長は今回の施設を活用し、社内の幹部対象の経営塾も4月に始める。

日刊工業新聞2017年2月2日



神戸港は開港から150年目


 神戸港は来年―すなわち2018年1月で開港150年。これに向けて17年は、さまざまな行事が予定されている。そんな盛り上がりの中で、神戸商工会議所の「神戸学検定」上級の合格者・神戸学マイスターらが『神戸開港150年双六(すごろく)』を作成した。

 開港から現在までの歴史を楽しく学べるよう工夫している。全28コマの中に、日本でのバナナ輸入が神戸から始まったことや、最初のブラジル移民船「笠戸丸」が1908年に出港したといった話題をちりばめた。

 映画俳優のチャップリンが夫人にプレゼントしたのは神戸で買い求めた真珠。神戸空港の展望デッキには、ブラジル産の木「イペ」を使っているという。へぇ、そうなんだという情報も満載だ。

 神戸市は9区からなる。関係者は「全部の区を盛り込めているか気をつかった。『いかなごのくぎ煮』のように(有名ではなくとも)日常にあるものを織り交ぜることも意識した」と話す。

 年配の方が子や孫に語って教えてほしいと、あえて説明を省いたところもあるという。市内の公立小学校の生徒約7万6000人に配布したほか、一般の人でも希望すれば入手できる。実際に家族で遊んでみるもよし、読むだけでも十分に楽しめそうだ。
震災前の貨物量を取り戻しつつある神戸港(神戸港振興協会提供)

日刊工業新聞2017年1月30日

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

神戸といえば第二次大戦中に川崎航空機工業(現川崎重工業)が旧陸軍の三式戦闘機「飛燕(ひえん)」が製造され、昨年、70年ぶりに復元されるなど現在も川重の工場があるなど航空機産業のメッカの一つ。 一方で今年は神戸港開港から150年目、さまざまなイベントが用意されている。

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