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パルコ、案内ロボット導入。接客だけでなく棚卸しもお手伝い

08ワークスなどと開発、今秋に都内店舗に導入
 パルコは来店者の案内などをする多機能ロボットを、08ワークス(東京都品川区)、日本ユニシスと共同で開発する。東京都立産業技術研究センターの試作ロボット「リブラ=写真」をもとに仕様を変更し、秋に都内店舗へ設置する。

 来店者にはトイレの場所や営業時間などの情報を、対話形式で提供する。多言語対応にし、訪日外国人への接客にも生かす。自律走行機能を用いて指定のテナントなどへの移動案内も実施する。

 テナント従業員向けには、商品の棚卸し業務の補助をする。無線識別(RFID)タグと自律走行型ロボットを使うことで棚卸しを自動化し、従業員の負担軽減を目指す。

 都産技研の公募型共同研究開発事業に採択された。パルコは2016年に仙台パルコ2で完全自律型ロボットなどを期間限定で導入して接客に生かすなど、情報通信技術(ICT)の活用に取り組んでいる。
日刊工業新聞2017年2月1日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
アートやカルチャーなどとも親和性が高く、時代の先端をいくパルコ。接客するリブラの筐体ももうちょっとオシャレで目立つようになるのかな、と期待します。

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