世界の太陽光発電、昨年は5割増。なぜFITがない米国が2位?
太陽光の電力の方が電気代よりも安くなる。トランプ政権でどうなる?
資源総合システム(東京都中央区、一木修社長)によると、2016年の世界の太陽光発電の新規導入量は、前年の5000万キロワットから50%増えて7500万キロワットとなった。国別では中国がもっとも導入量が多く、同2・3倍の3400万キロワットだった。中国は世界の導入量の、約45%を占めた。日本は860万キロワットと、同約20%縮小した。17年の世界の導入量は現状維持か、6500万キロワットへの減少を見込む。
資源総合システムは、太陽光発電関連事業のコンサルティングを手がける。同社が加盟する太陽光発電市場の世界的調査機関「PVマーケットアライアンス」がまとめた。米国は16年、日本を上回る1300万キロワットを導入し、欧州は650万キロワットだった。インド市場は同2倍以上の500万キロワットに成長した。
世界の累積導入量は3億キロワットに達し、日本の発電設備容量を超えた。17年は市場予測が難しく、市場縮小の可能性があるという。
資源総合システムは、太陽光発電関連事業のコンサルティングを手がける。同社が加盟する太陽光発電市場の世界的調査機関「PVマーケットアライアンス」がまとめた。米国は16年、日本を上回る1300万キロワットを導入し、欧州は650万キロワットだった。インド市場は同2倍以上の500万キロワットに成長した。
世界の累積導入量は3億キロワットに達し、日本の発電設備容量を超えた。17年は市場予測が難しく、市場縮小の可能性があるという。
日刊工業新聞2017年1月25日