テルモ、がん就労支援ルール新設。失効有給休暇の利用を1日単位に
治療と仕事の両立手助け
テルモは24日、がん治療と仕事の両立を支援する「がん就労支援ルール」を新設したと発表した。休暇や時差勤務などを整備し、がんに罹患(りかん)した社員が治療しながら働き続けられるようにする。
新ルールは失効有給休暇の利用を従来の1週間単位から1日単位に短縮し、通院のがん治療で休暇を取りやすくした。
必要日数分の無給休暇を付与し(ただし30日超の連続取得は不可)、有給休暇が消化した後でも欠勤扱いにならず、翌年の有給休暇付与などに影響を与えない。
また、勤務時間も育児や介護と同様に、がん治療についても、最大2時間の短時間勤務、勤務時間の繰り上げや繰り下げができる。新ルールはテルモ全社員が対象となる。
テルモは、これまでもがん検診の無料化や社員・配偶者を対象とした乳がん検診の啓発などに取り組んできた。
新ルールは失効有給休暇の利用を従来の1週間単位から1日単位に短縮し、通院のがん治療で休暇を取りやすくした。
必要日数分の無給休暇を付与し(ただし30日超の連続取得は不可)、有給休暇が消化した後でも欠勤扱いにならず、翌年の有給休暇付与などに影響を与えない。
また、勤務時間も育児や介護と同様に、がん治療についても、最大2時間の短時間勤務、勤務時間の繰り上げや繰り下げができる。新ルールはテルモ全社員が対象となる。
テルモは、これまでもがん検診の無料化や社員・配偶者を対象とした乳がん検診の啓発などに取り組んできた。
日刊工業新聞2017年1月25日