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ネスレ日本、阪急電鉄と運営するイタリアンな「カフェ」好調

セブン―イレブンはJR西日本と組み、大阪駅構内にセブンカフェを出店
ネスレ日本、阪急電鉄と運営するイタリアンな「カフェ」好調

ネスレ日本と阪急電鉄の店舗

 ネスレ日本(神戸市中央区、高岡浩三社長、078・230・7000)が、阪急電鉄と運営するバール式カフェ「ネスカフェ スタンド=写真」が好調だ。2016年12月初旬、1号店が阪急塚口駅(兵庫県尼崎市)ホームに開き、当初予想を大きく上回る1日平均数百人の来客がある。6月までに20店舗の展開を目指す。

 コーヒーや宇治抹茶などをネスレ製品で抽出するドリンク1杯に、同社のチョコレート菓子「キットカット」1枚が付く。消費税込みの価格は1杯100円。6杯500円の回数券、最大30杯で980円の定期券もある。

 イタリア風のカフェ(バール)にして、カウンター式で店員や隣客との自然な会話が生まれるようにした。低価格とおしゃれな雰囲気で、幅広い層に製品認知度を高める。(神戸)
日刊工業新聞2017年1月17日
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
入れ立てコーヒーの立ち飲み、テイクアウト用の小型売店はセブン―イレブン・ジャパンがJR西日本と組み、JR大阪駅構内に出店している。駅構内は確かに、こうした立ち飲み、テイクアウトの需要がありそうだ。どこまで広がるかが、焦点だ。

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