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【今週のリケジョ小町】統合失調症治療薬の研究、部活はタッチラグビー

アステラス製薬  杉山 梓さん
「がむしゃらに研究に向き合って、“運”をつかみたいです」。アステラス製薬のつくば研究センター(茨城県つくば市)で統合失調症治療薬の研究を手がける杉山梓さん(29)は、笑顔でこう話す。成功確率が約3万分の1と言われる創薬の世界では、医学や科学への深い理解とともに、偶然の発見も重要となる。厳しい仕事だが、「人間関係や職場環境は、ものすごく快適。本当に研究のことだけを心配していればいい」。良き仲間と共に探求の日々を送る。

「あまり止まっていたくないタイプなんです」

 


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昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
統合失調症だった方と、その周りの方が体験を綴った本を読んだことがある。正しい理解を得て、周囲の辛抱強い支えがあってこそ、治療に最後まで向き合うことができたという。辛抱強く、前向きに新薬研究に取り組んでほしい。

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