睡眠時無呼吸症候群でも、旅先で安心して寝たい!携帯治療機器登場
メトラン、「JPAP(ジェイパップ)」を開発
【さいたま】メトラン(埼玉県川口市、中根伸一社長、048・242・0333)は、小型軽量で持ち運びできる睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療機器「JPAP(ジェイパップ)」を開発した。本体重量を360グラムと軽量に設計し、SAS患者が自宅や旅行先でも使えるようにした。サイサン(さいたま市大宮区)を通じて近く発売する。消費税抜きの価格は48万円で、3―5年かけて1万台の納入を目指す。
JPAPは鼻部分に装着して使う。いびきや鼻の閉塞(へいそく)感を検知すると、エアチューブを介して気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐ。粘膜の乾燥を防ぐために適切な加温・加湿を行い、患者の睡眠を改善する。本体の大きさは幅9・8センチ×奥行き15・8センチ×高さ5・3センチメートルと小型で、患者の枕元にも配置が可能だ。
同社によると、SASの潜在患者数は国内で300万人以上に上り、年々増加傾向にある。心疾患や脳卒中など重大疾病との因果関係も指摘されているという。
JPAPは、さいたま市が2012年に策定したさいたま医療ものづくり都市構想の「試作開発ラボ」で開発した医療機器として、初めて医薬品医療機器等法の認証を受けた。市は同構想を通じて企業の医療機器関連分野への新規参入や事業拡大を支援している。
JPAPは鼻部分に装着して使う。いびきや鼻の閉塞(へいそく)感を検知すると、エアチューブを介して気道内に陽圧をかけ、気道の閉塞を防ぐ。粘膜の乾燥を防ぐために適切な加温・加湿を行い、患者の睡眠を改善する。本体の大きさは幅9・8センチ×奥行き15・8センチ×高さ5・3センチメートルと小型で、患者の枕元にも配置が可能だ。
同社によると、SASの潜在患者数は国内で300万人以上に上り、年々増加傾向にある。心疾患や脳卒中など重大疾病との因果関係も指摘されているという。
JPAPは、さいたま市が2012年に策定したさいたま医療ものづくり都市構想の「試作開発ラボ」で開発した医療機器として、初めて医薬品医療機器等法の認証を受けた。市は同構想を通じて企業の医療機器関連分野への新規参入や事業拡大を支援している。
日刊工業新聞2017年1月5日