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それぞれの初日の出フライト#スターフライヤー

初の無料招待、新制服がお出迎え
それぞれの初日の出フライト#スターフライヤー

スターフライヤーの初日の出フライト0101便から見た富士山

 スターフライヤー(SFJ)は1月1日、初日の出フライトを羽田空港と本社のある北九州空港で開催し、抽選で選ばれた参加者を無料招待した。

 スターフライヤーは、2015年から無料招待による初日の出フライトを北九州で実施。好評だったことと昨年3月16日に就航10周年を迎えたことから「サンライズフライト2017」と題し、今回は初めて羽田でも開催した。

 3回目となる北九州便は2500人の応募があり、抽選で選ばれた43組113人が搭乗。羽田便は1700人の応募者の中から選ばれた、39組103人が招かれた。

 機材は10機あるエアバスA320型機(1クラス150席)のうち、昨年12月に受領したばかりでもっとも新しい通算14号機を使用。初日の出フライトの0101便は、午前6時2分に羽田の1番スポットを出発。同15分にD滑走路(RWY05)から離陸し、千葉県の銚子沖上空で初日の出を鑑賞した。

 その後は伊勢神社上空を旋回し、羽田のA滑走路(RWY34L)へ午前8時28分に着陸。オープンスポットの602番スポットへ同36分に到着した。機長は堀田晋吾さんが、先任客室乗務員は谷中美和さんが務めた。

 搭乗時には2種類から選べる朝食などが用意され、降機後は手作りのしめ縄やアルバムなどのおみやげが手渡された。

 スターフライヤーは現在、A320で羽田-北九州線、福岡線、関西線、山口宇部線と、中部-福岡線の5路線を運航。2006年3月16日に就航し、昨年10周年を迎えた。11月には、国内最大級の顧客満足度調査「2016年度版JCSI(日本版顧客満足度指数)調査」のうち、国内航空会社と新幹線で構成される「国内長距離交通」で、第1位を8年連続で獲得している。

 会社設立記念日の12月17日からは、客室乗務員と地上係員が2代目制服の着用を開始。今回は新制服初の初日の出フライトとなった。
搭乗前に招待客が4種類から選べたラスクルを手にするスターフライヤーの地上係員
吉川忠行
吉川忠行 Yoshikawa Tadayuki Aviation Wire 編集長
スターフライヤーが羽田でも初日の出フライト。北九州便と同じく、抽選で選ばれた人が無料招待され、新制服を着用した客室乗務員と地上係員が出迎えました。

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