チョコはアルツハイマー型認知症の進行を遅らせる!?

明治や愛知学院大などが効果を実証。カカオポリフェノールの継続摂取で予防につながる可能性も

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写真はイメージ
 明治は愛知学院大学、愛知県蒲郡市との「チョコレート摂取による健康効果に関する実証研究」で、カカオポリフェノールを多く含むチョコを継続摂取した場合、脳由来神経栄養因子のBDNF値が上昇することを確かめた。BDNFは記憶効果を高めたり、アルツハイマー型認知症との関連性が報告されており、研究に携わった愛知学院大の大澤俊彦教授は「チョコの摂取で認知症を予防したり、進行を遅らせられる可能性が高い」という。明治は共同研究成果を、高齢者向けの認知症予防食品やチョコのPRに活用する。

 3者の共同研究は蒲郡市のヘルスケア計画の中で2014年3月にスタートし、45―69歳の中高年男女347人にカカオ分72%の高ポリフェノールチョコを1日25グラム、4週間続けて摂取してもらい、効果を調べた。すでに高血圧の人の血圧低下や動脈硬化予防効果を確認済みで、今回、新たにBDNF値の上昇と酸化ストレス指標の低下を確かめた。

 明治は今回の研究で特定保健用食品(トクホ)や健康機能性食品に直ちに活用はしないものの、チョコのイメージアップや消費拡大につながるとみている。

日刊工業新聞2015年05月22日 素材・ヘルスケア・環境面

COMMENT

明豊
デジタルメディア局
局長

トクホや健康機能性食品に直ちに活用しないという。どんなPRの仕方になるんだろか。

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