今年の工作機械受注、1兆2000億円台は及第点?
3年周期の法則。来年、再来年あたりまでダウントレンドが続く
2016年の工作機械受注は、1兆2000億円台前半に終わりそうだ。日本工作機械工業会(日工会)が12日に発表した11月の工作機械受注実績(速報値)は、同5・6%減の1079億4400万円で16カ月連続の減少だ。1―11月は1兆1381億3700万円となり、日工会が目標にした1兆3000億円は達成が難しそう。
工作機械市場は14年に約1兆5000億円、15年に約1兆4800億円と好況だったが、ここにきて陰りが見える。ただ、健全性の目安が月1000億円とされており、1兆2000億円を超えれば及第点と言える。
11月単月は内需が同1・1%減の449億6700万円、外需が同8・6%減の629億7700万円だった。
それぞれの減少は、内需が10カ月連続、外需が18カ月連続となる。
工作機械市場は14年に約1兆5000億円、15年に約1兆4800億円と好況だったが、ここにきて陰りが見える。ただ、健全性の目安が月1000億円とされており、1兆2000億円を超えれば及第点と言える。
11月単月は内需が同1・1%減の449億6700万円、外需が同8・6%減の629億7700万円だった。
それぞれの減少は、内需が10カ月連続、外需が18カ月連続となる。
日刊工業新聞2016年12月13日