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AIがストレスケア必要な社員を予測。日立ソリュ、人事関連業務支援サービス

 日立ソリューションズは人工知能(AI)を活用し、人事関連業務を支援するサービス群の提供を2017年2月から順次開始する。社内外のシステムの多様なデータに対し、AIを活用して個人と組織の実績を最大化するための診断や予測を行う。新サービスは人事関連事業を強化する商材と位置付け、2020年度までに同事業全体で売上高100億円を目指す。

 同サービス群は人事・労務管理関連のデータや他システムのデータを集めてAIで分析する。分析結果を用い、データの可視化から診断、問題発生予測まで行う。これらにより、業績の向上や持続的成長の実現を支援する。

 第1弾として、ストレスケアが必要な社員を予測するサービスを17年2月6日から提供する。価格は300万円(消費税抜き)から。また業績とモチベーションなど組織の特性を抽出して可視化するサービスを同5月から提供する。価格は個別見積もり。
日刊工業新聞2016年12月13日
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
HRテックサービスが増えてきました。ホワイトカラー分野の業務ってかなりムダが多いよね、と社内でもよく話題になります。

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